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フランス
エマウス・コミュニティー・ボランティア


エマウスについてのよくある質問
エマウス・2003サマー・ワークキャンプ参加レポート
写真でみる2003 サマー・ワークキャンプ



エマウスについてのよくある質問

Q 
フランス語ができなくても、参加できますか?
 できます。英語を話すスタッフやキャンプ参加者がいます。ただ、コンパニオンはフランス語を話しますし、フランス人の参加者も多いので、少しでもフランス語がわかればコミュニケーションがより活発になります。キャンプでの言語については、体験談や次の項目も参考にしてください。

 ワークキャンプはフランス語の練習になりますか? 英語の練習になりますか?

 スタッフもコンパニオンもフランス人ですから、フランス語の会話力を磨く上ではプラスですし、フランス人の考え方や価値観にも触れる機会になるでしょう。
英語については、すべてのスタッフやキャンプ参加者が英語を話すわけではありません。キャンプでの英語は、フランス語がわからない場合の、次善のコミュニケーション手段です。その範囲で英語に慣れることはできるでしょうが、英語力をつけることを目的のひとつにするのはお勧めできません。

 コンパニオンは、ホームレスや問題を抱えた人たちだそうですが、彼らと一緒にいて安全でしょうか?
 コンパニオンとしてコミュニティーに参加する際には、面接があります。定員の問題もあるのですが、前向きな覚悟があるか、仲良く共同生活を営めるかなども、このときに確認されます。
人々は、スタッフ、仲間のコンパニオン、外部から手伝いにくる市民らの間で、ルールに則って生活をしています。まず偏見を捨てたうえで、貴重品は持っていかない、節度ある行動をするといった常識的な注意を心がけることが、どんな旅行でも重要です。

 「コミュニティー」というと、何か狂信的な集団や、閉鎖的な集団を想像してしまうのですが。

 思想、宗教、政治的信条等は、いっさい関係ありません。相手を尊重して周囲の人たちと接する、責任をもって仕事をするといった、共同生活を快適に送るための常識的なルールがあるだけです。
コミュニティーは地域社会に溶け込んでおり、外部との交流も自由ですし、コンパニオンの人たちもごく普通の市民生活をしています。

 費用はどのくらいかかりますか?
 宿舎と食事は無料で提供されます。往復の航空券、現地交通費、お小遣いなどは各自で用意します。一番お金がかかるのが航空券ですが、これは夏場で10万円くらいからあると思います。したがって、最低15万円〜20万円程度の予算をみておけばよいでしょう。ついでに旅行をする場合は、当然その費用も別途必要です。
エマウス・2004 サマー・ワークキャンプ情報
エマウスとは
エマウスについてのよくある質問
エマウス・2003サマー・ワークキャンプ参加レポート
写真でみる2003 サマー・ワークキャンプ


エマウス・2003サマー・ワークキャンプ参加レポート

フランス南西部、ピレネー山脈をのぞむスペイン国境にほど近い古都、ポー=レスカー。その郊外に、ホームレスと呼ばれる人々を中心に共同生活が営まれる、エマウスの大型コミュニティーがあります。
2003年の夏休み、サマー・ワークキャンプに参加した、3人の方にお話を聞きました。

体験者:和田典子さん(22歳・大学生)
     水谷香子さん(21歳・大学生)
     藤岡奈津子さん(18歳・大学生)


――キャンプには、どういう人たちが参加していましたか?

 ヨーロッパ人が多かったですね。10代後半から20代くらいの、私たちと同年輩の若者が中心でしたが、もっと年上の人たちもいました。日本人は私たちだけでしたけど。
みんなバラバラに来てバラバラに帰っていくので、いつも人の出入りがあって、女子の宿舎には常時5〜6人いるという感じでした。
ほかに、外に家を借りて共同生活をしながら、コミュニティーに通ってきているポーランド人のグループとか、住み込みのボランティアとか、通いで手伝いにくる地元の人たちもいたみたい。ランチのときなんか、食堂には100人以上が集まっていました。
そんなだから、誰がコンパニオンで、スタッフで、ボランティアで、キャンパーか、よくわからなくなっちゃうんですよ。誰も気にしていませんでしたけど。

――ワークはどのような形で進められるのですか?

 現地に到着すると、まず最初にスタッフの人がコミュニティー内を案内して、いろんな作業セクションを見せてくれます。そのなかから、やってみたいワークを自分で選ぶんです。たまたまそのセクションがいっぱいだったり、他のセクションで人手が必要だったりすると、ほかへ回ることもありますけれど、だいたいは希望を入れて配置してくれます。途中で別のワークに変わることもできますよ。

――どんなセクションがあるのですか?

 廃品回収で集まってくる品物の仕分け、修理、リサイクル品を販売するブティックなどが品物別にあります。衣類、家具、資材、家電製品、コンピュータ、OA製品、おもちゃ、日用品…。それぞれに担当の作業セクションがありました。

――みなさんはどんなワークをしたのですか?

典子 私は始めの何日か、家具の修理をやりました。木製の家具に色を塗ったり、ソファに新しい布を張ったり。楽しそうだったので、自分から希望したんです。それからお店に移って、品出しや商品陳列の手伝いです。
香子 私は衣類の分別セクションの仕事を選びました。大量の古着を仕分けする作業です。後半は典子さんと一緒に、ブティックを手伝いました。
奈津子 私は典子さんのあとへ入って、ずっと家具の修理セクションにいました。金属のサビを落としたり、ペイントをしたり、おもしろかったです。

――ワークはコンパニオンの人たちと一緒に行なうのですよね? フランス語、困りませんでした?

 言葉はわからなかったけど、身振り手振りでやり方を教えてくれので、困ることはありませんでした。フランス語がまったくわからなくて、英語もカタコトでも、全然、だいじょうぶです。ほかの人がやることを見ていれば、何をどうすればいいかわかりますから。必要なときは、英語のわかるスタッフの人や、キャンプの仲間が通訳してくれます。
コンパニオンの人たちは、みんな陽気で明るくて、とても親切にしてくれました。冗談を言ったり、ふざけたりしているうちに、すぐ溶け込めました。すごく和気あいあいとした雰囲気だったから、ワークは楽しかったですよ。

――キャンプでの生活について聞かせてください。

 男子用と女子用の宿舎があって、一人一人に簡易ベッドが用意されています。そのうえで寝袋に寝るんですが、寝袋がない人にはエマウスで貸してくれます。シャワーもちゃんとありましたよ。
食事は3食出ます。ランチが一番豪華だったかな。スープからデザートまでたっぷりあって、これがまたおいしくて。ワークのほかに、掃除は当番制で自分たちでします。
 
――余暇の過ごし方は?

 夕食後は、キャンプの仲間とおしゃべりをしたり、ゲームをしたりしていましたね。住み込みのボランティアの人や、コンパニオンの人の部屋へ遊びにいったりもしたし、退屈する暇がなかったです。
 日曜と月曜がお休みなので、ポーやレスカーの町へは3人で観光やショッピングに出かけました。コミュニティで車を仕立てて、遠足に連れて行ってもらうこともありましたね。バイヨンヌという海辺の町へは2回行きました。天気はいいし、お弁当も出て最高でした。

――キャンプに参加した感想は?

香子 とにかく何もかも楽しかった。すごく人生を感じさせてくれるコンパニオンのおじさんと出会って、プリクラとかブランド品とかに囲まれた、自分たちの生活をちょっと見直しました。何かが違うんじゃないかとか、日本人はモノを大切にしていないんじゃないかとか、考えさせられました。キャンプでは、廃品の山を修理してちゃんと売っていたのですから。

典子 私もすごくいい経験になりました。エマウスみたいな活動が、日本でもできないのかなと思います。世の中をもう少し良くするには、どうしたらいいんだろうなんて、自分なりに考えるようにもなりましたね。大学の課題レポートでは、エマウスのことを書くつもりです。

奈津子 私はひとりで参加したのですが、現地で香子さんや典子さんと会えたし、2週間があっという間でした。来年の夏も、また絶対に行きたいです。

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エマウス・2003サマー・ワークキャンプ参加レポート
写真でみる2003 サマー・ワークキャンプ


写真でみる 2003サマー・ワークキャンプ

●ワーク・作業やコミュニティ内部のようす

これはオモチャの修理かな?
作業に励むコンパニオンの人たち。

「私が塗装をした箱です。何に使うんだろ。
売れるかな?」(奈津子)

廃品回収の戦利品の山。このなかに、再び命を吹き込まれるのを待っているお宝があるのです。それにしても、おじさんふざけすぎ!
ここはオモチャのリサイクル・ショップ。まだまだ使えそうなものがたくさんあるでしょう?
家電、食器、洋服、日用雑貨、家具…。コミュニティ内にはいろんなリサイクル・ショップがあって、地元の人たちが買い物に訪れます。
●余暇・キャンプ生活  
女子用の宿舎で。簡素だけど清潔で、気持ちよくすごせました。
言葉なんか通じなくても、コミュニケーションはバッチリ。すぐ友だちができました。
ポーの町へもときどき出かけました。きれいな古いお城や、小さなブティックがあります。おもちゃみたいなケーブルカーで高台に登れます。


お問合せ:国際力.comへ

 e-mail :soudan@kokusairyoku.com
 電話:03-5485-2570

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