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アメリカの語学学校ってどんなところ??
The American Language Institute (ALI) の2004年春学期

「留学してみたいけれど、実際の留学生活ってどんなものなんだろう…」
こんな不安を抱いている人も多いと思います。

カリフォルニア州立大ロングビーチ校大学院留学生が、ロングビーチにあるThe American Language Institute (ALI) の春学期の様子をレポートして送ってくれました。

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レポーター

カリフォルニア州立大ロングビーチ校の教育学部大学院に通う日本人留学生。留学生は大学内で合法で働くことができ、ALIでアルバイトをしている。
仕事は、Student ServicesというALI生徒のアメリカでの生活をサポートする部署の担当スタッフのアシスタントとして、ALIの学生のHousing、課外活動、日常生活のカウンセリング&サポート。

「私はALIスタッフの一員ですが、同時に留学生でもあるので、ALI生徒とスタッフの間ぐらいのポジションに自分を位置づけています。私なりのユニークな視点でレポートをしていければと思っています。」


カリフォルニア州ロングビーチ市
ALIのあるロングビーチ市は、ロスアンゼルス空港から高速に乗って南に30分ほどのところにあります。ロスアンゼルスに次ぐ第二の都市で、世界一の工業港があります。田舎過ぎず、かといって大都会のようにぎすぎす、ごちゃごちゃしていない、とっても過ごしやすいところで、私は気に入っています。

ALI (The American Language Institute )
カリフォルニア州立大ロングビーチ校は、30余りあるカリフォルニア州立大のキャンパスの中で、一番規模が大きく、約33,000人の学生が通っています。この広大なキャンパスの中にALIがあります。
ALIの生徒は(これはカリフォルニアのどこの語学学校も同じですが)、日本、台湾、韓国、タイ、ベトナム、カンボジアなどのアジア各国から来ています。その他、トルコ、アラブ圏、中南米、ヨーロッパの学生も。アメリカの大学に進学するため英語の勉強に来ている人もいれば、語学習得が目的の人もいます。興味がありましたら、ALIのホームページもみてください。
http://www.uces.csulb.edu/ali

Week1

2004年は1月19日(月)が祝日でお休みなので、翌日の20日火曜日がオリエンテーション初日です。朝9時に新入生は大学の講堂に集まって、レベル判定テストを受けたあと、10人ほどの小グループに分かれ、健康診断、授業料の支払い、プログラムについての説明をうけます。ALIのあるカリフォルニア州立大ロングビーチ校のキャンパスは広いので、授業料の支払いはあっちの建物、学生証をつくるのはキャンパスの向こう側のオフィスと、大学構内を結構歩かなければいけません。

新入生は、広大なキャンパスにも不慣れな上、オリエンテーションがすべて英語なので、不安げな様子。でもご心配なく。何人かの在校生がオリエンテーションの手伝いをしています。彼らは新入生のグループをキャンパスのあちこちに引率したり、必要ならば通訳をしてくれます。この日のオリエンテーションは午後4時に終了しました。

水曜、木曜は、ホームスティや寮生活のオリエンテーション、キャンパスツアー、コンピュータールームの説明、そして、ALIのあるロングビーチ市のツアーが行われます。これらのオリエンテーションは参加自由なので、新入生は興味のあるものに参加してもいいし、旅の疲れがあるならば、参加しなくても構いません。

そして金曜日は、すべての新入生がまた学校に行きます。この日は火曜日受けたテストの成績によって、1から6までのレベルに振り分けられます。新入生は自分のレベルの先生に会い、大学構内の書店で教科書を買います。さあ、いよいよ来週から授業開始です。
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Week2

1月26日(月)は朝8時45分に全校生徒が大学のBrotman Hallというところに集まりました。午前の授業の先生も集合しています。生徒一人一人に、入るクラスと、先生の名前、クラスの場所、時間が明記されたスケジュールが配られます。新入生はレベル分けテストの結果決まったクラスへ、在校生は先学期のレベルの次のクラスに入ります。中には、先学期の出席日数や成績が悪くて、同じレベルをもう一度やり直す生徒もいます。生徒が集まったら、先生はクラスを新しい教室に連れて行って、そのまま授業を行います。

ALIのクラスはReading/Writing、Grammar、Communication Skills、選択科目(Elective)があります。Reading/Writingは月、水、金の午前9時から12時まで、Communication Skillsは月曜から木曜の午後1時から3時半まで行われます。火曜日、木曜日の朝は、GrammarとElectiveのクラスがあります。各科目ごとに教える先生が違うので、生徒は4人の先生から英語を教わることになります。

Reading/Writing, Grammar, Communication Skillsは必修科目でレベルごとにカリキュラムが決まっていますが、生徒は好きなElectiveを選ぶことが出来ます。この第二週に、今学期どんな選択科目が開校されるか発表されるので、生徒は第一希望、第二希望を出します。受講できる選択科目は、TOEFLや発音など。何を取れるかはレベルによって異なります。生徒が少ないクラスは閉鎖になったり、逆に人気のクラスは抽選になることも。

木曜日にはWelcome Lunchというイベントがありました。全ALI生徒にピザとサラダ、お菓子と飲み物が配られ、全校生徒、先生、スタッフ、Conversation Partnerとの交流がありました。Conversation Partnerって何かって?それは来週ご説明します。
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Week3

2月2日から第3週めに入りました。今回は授業を手伝うアメリカ人アシスタントのこと、授業以外の活動についてお話します。

ALIにはALIのあるカリフォルニア州立大ロングビーチ校に通うアメリカ人の学生が、Conversation Partner (略してCP)として登録しています。今学期のCPは10人ほどです。彼らはCommunication Skillのクラスを回り、ALIの生徒とその日習った英語について練習をしたりディスカッションをしたりします。Communication Skillsの目的は、生徒のListening/Speaking力を上げること。先生一人では生徒一人一人とコミュニケーションを取る時間はどうしても限られますが、こうしてCPが先生のアシスタントとしてクラスに来ることで、ALIの生徒にクラス中にもっと話す機会を与えられるのです。

週2回放課後(3:30 - 4:30)行われるConversation Labは、授業内容、レベルは関係なく、ALIの生徒がCPと楽しくおしゃべりをする場。こちらは自由参加です。ALIの学生はCPから、アメリカの同世代の若者がどんな英語を話し、どんなことに興味を持っているかを知ることが出来ます。CPとALIの生徒がいい友達になって、学校外でもよく遊んだり、アパートをシェアすることもあります。アメリカ人の学生にとっても、Conversation Partnerになることは、ALIの生徒からアメリカの外の世界を知るいい機会になっているようです。

第3週目以降、2週目に紹介した授業パターンに従って授業を受けます。月、水、金の午前9時から12時までがReading/Writing、火、木は、GrammarとElective(選択科目)のクラスです。月〜木の午後1時から3時半まで、Communication Skillsです。金曜日は午前中で授業が終わります。
今週の金曜の午後はSeal Beach Tourがありました。生徒は大学からバスに乗って近くのビーチに行き、ランチを食べたり、ビーチを歩いたりしてのんびり過ごしました。新入生はALIの課外活動によく参加します。ALIに長くいる生徒は、もう勝手が分かっているので、友達と自分たちの車に乗って遊びに行くことが多いです。ALIがスポーツ観戦やテーマパークに行くときなどは、新旧を問わずたくさんの生徒が参加します。
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Week4

2月12日(木)は、放課後にロングビーチのおしゃれなカフェに行くというイベントがあり、私と上司の二人で生徒を連れて行きました。Portfolio Cafeというこのお店は、大学からバスと徒歩で20分ほどのところにある、ロングビーチ市で一番クールなカフェです。かっこいい絵が飾られている店内で、アンティークの椅子に座ってもいいし、外のテラスでお茶をしてもいい。週末の夜は、ライブミュージックや詩の朗読があり、アート系やゲイの人がよくあつまります。

ゲイといえば、私の上司はレズビアンで、彼女のパートナーも、そのカフェに来て生徒たちとおしゃべりをしていきました。このパートナーは、髪を短くして男のような格好をしているので、生徒たちは最初「この人は男だろうか、女だろうか…」といった風。アメリカではゲイ・レスビアンのカップルは「パートナー」と呼び合い、逆にヘテロセクシャルの恋人は何歳になっても「ボーイフレンド、ガールフレンド」と言います。だから日本の有名人なんかが自分の夫をパートナーなんて呼んでいるのを聞くと、変なの、って思いますけどね。

私は生徒たちに留学を通して本当のアメリカを知ってもらいたいと思っています。テレビドラマの「フレンズ」だけがアメリカではないのです。白人もいればマイノリティもいるし、ストレートもいればゲイもいる。実際にアメリカで生活して、いろんなアメリカ人と知り合って、それを分かってほしい。この日カフェに来た生徒たちに、大学へ帰るバスの中で、私の上司とパートナーをどう思ったか聞いてみました。彼らの答えは "It's O.K!"

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Week5

ALIでは、中間テストと期末テスト、この二つの試験があります。このテストレベルごとにALIがつくる正式なテスト(試験時間内に教室で受けるもの)と、エッセイやプレゼンテーション(大まかな決まりはあるが、生徒が自由にテーマを選べるもの)からなります。
それでは普段は何もテストがないのかというと、そんなことはありません。先生は毎授業ごとに予習・復習・小テストを課してきます。日本と違って、アメリカの授業では、生徒はその日学習することを、あらかじめ教科書を読んだり、意見・質問を用意したりして、準備してこなければいけません。先生は生徒が予習してきたことを前提として授業を進めていきます。出欠席、宿題をしてきているか、小テストなど、普段の授業の取り組みも成績に加算されます。

成績が悪いと、ALIの次のレベルに移れないばかりか、退学になることもあります。9−11後、このような不真面目な学生は、他の学校に転校することも難しくなり、最悪の場合はアメリカから追放されることも。アメリカでの身分を確保するためにも、学生ビザの本分である勉強をしっかりすることを強くお勧めします。
さらに何より、真面目に勉強する人は、不真面目に遊んでいる人より、確実に英語力が伸びます。せっかく英語を勉強しに留学したのですから、日々の小さな学習をおざなりにしたらもったいないですよ。

2月21日(土)は、"A Day in Mountains"というタイトルで、カリフォルニアのスキーリゾート、Big Bearへの課外活動がありました。しかし、週の初めから降り続いた大雨のせいで、天気は大荒れ。当日も雨 / 雪が降りしきり、高速道路は大渋滞。結局Big Bearへはたどり着けず、近くの名もない山にバスを止め、生徒は数時間だけ雪とたわむれました。"A Day in Mountains"ではなく"A Day in the Bus"となってしまった一日でした。

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Week7

今週は進学セミナーがありました。ALIではLevel 4 を終了するとCalifornia State University Long Beachの4年制大学コース、又は提携するコミュニティカレッジ(2年制大学)に、Level 6を終了するとCalifornia State University, Long Beachの大学院に、TOEFL免除で出願することが出来ます。進学を考える学生は、放課後、California State University, Long Beachと提携校の一つOrange Coast Collegeの説明会に参加しました。

ALIのTOEFL免除を利用して進学するメリットは、このように大学関係者から直接情報を得たり、気になる大学やプログラムを訪ねて、自分の目で判断することが出来る点です。また、提携大学にはALIから毎学期数人の学生が入学するので、まったく一人で勝手も分からず大学生活を始めなくて済みます。また、提携校はALIから比較的近いので、引っ越す必要がないのも便利です。ストレスの多い大学生活を始めるに当たって、住み慣れた町や友人関係をキープできるのは、大きな精神的支えだと思います。

だたし、ALIを通して出願すれば、どの大学にも必ず合格できるという訳ではないので、ご注意を。ALIはあくまで英語力の条件を満たすだけで、日本での学業成績が悪い、学歴・職歴が条件に満たない、などの場合は、不合格になります。基本的にアメリカの大学は、まずアメリカ人の学生を入学させて、留学生はさらに定員に空きがあったら入れるので、留学生が入学条件を満たしていても、定員の都合上、プログラムに入れないという残念なケースも稀にあります。

それから、出願書類はすべて英語でそろえます。ALIのスタッフは、生徒の希望の大学の情報を集めたり、出願書類のチェックをしてくれます。

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Week8

今週末ALIではオフィスの引越しがあるので、スタッフや先生はいつも以上に忙しくしています。オフィス内はいたるところにダンボール箱が山積みになっています。

生徒が増えて学校の規模が大きくなったり、他のビルに移ったりと、語学学校は引越しをよくします。今回のALIの引越しは、2つのビルに分かれていたオフィスを、1つのビルに統合するもので、生徒達の教室には影響はありません。新しいオフィスには、図書室やコンピュータ、ラウンジなど、生徒の施設がさらに充実するので、この引越しは生徒にとってもいいものではないでしょうか。

私立の語学学校は、主にオフィスビルの一角を借りていますが、ALIはCalifornia State University, Long Beachという数あるカリフォルニア州立大の中でも最大級のキャンパスにあります。通常の大学の授業のように、Reading / Writingはこの校舎、 Communication Skillsはあの校舎、と生徒たちは、毎日、そして毎時間ごとに校舎を移るので、かなりの距離を毎日歩いていることになります。カフェテリアや図書館、ジム、駐車場等キャンパスの施設も、通常の大学生と同じように使うことが出来ます。コンピュータルームや病院、本屋もあります。大学寮に滞在しているALI生徒もたくさんいます。青い芝生に寝転んで本を読む…なんて典型的なアメリカ大学生活が送れます。

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Week9

週末の引越しは済んだものの、オフィスにはダンボールが散乱しています。引越ししてみて計画していた棚や机の配置が悪く、後から動かしたり…と、すべてがスムーズに回るようになるまではまだ少し時間がかかりそうです。ALIの生徒たちも二つのオフィスのどちらに行ったらいいのか混乱気味。特に、宿題を提出したい、クラスでパワーポイントを使ってプレゼンテーションをするので器具を貸してほしい、という授業に関する質問は、私のいる元からのオフィスではなく、先生たちが移った新しいオフィスに行かなければ行けません。

さて今週は、前々からお話しようと思っていたOpen Universityについて書こうと思います。ALIではCalifornia State University Long Beachの大学の授業を、レベル5で1つ、レベル6で2つ取ることが出来ます。正規の大学の授業に出るぶん、英語の授業時間は少なくなりますが、大学の授業料もALIの学費に含まれているので、追加の支出はありません(教科書代は別途かかります)。Open Universityでとった大学の単位は、この先California State University Long Beachで学位を目指して勉強する際に使うことが出来ます。つまり、ALIで英語の勉強をしながら、大学の授業を少し先取りできるのです。このシステムは、英語コースから正規の大学に無理なく移行したい人や、大学の新入生受け入れ時期(年2回)のタイミングを逃してしまった人に大変お勧めです。

レベル5&6の生徒でこの先大学院に進学するつもりの生徒は、自分の専攻のクラスをとることが多いです。特にALI終了後大学院に行くつもりがない人は、自分の興味のあるクラスを選択しています。ALIで出来た友達のおかげで、中国語やスペイン語といった第二外国語を学んだり、数学のように、英語力がそんなになくてもいい成績をとれそうなクラスをとる人が多いです。

ALIの学生は正規の大学生ではないので、Open Universityのクラスを取るときには、担当教授の許可を特別にもらわないといけません。クラスによってはすでに定員いっぱいのところもあり、受講できないことも稀にあります。

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Week10

3月19日(金)は、Sports Dayというイベントがありました。これはALIのある California State University Long Beachのスポーツグラウンドでみんなでスポーツをして楽しもうというものです。Courtneyというレベル4の先生(女性)がサッカーをするので、彼女が中心になってチーム集めをしてくれました。結果、Sports Dayの目玉はCourtney率いるレベル4対レベル3のサッカー試合となった訳です。

Sports Day当日は空は真っ青に晴れ渡り、やさしい風がそよいでいて、暑くもなく寒くもない、絶好のスポーツ日和。レベル4の生徒は黒のTシャツ、レベル3の子達は白のTシャツを着て登場です。他のクラスの生徒たちは試合に参加できないのかというと、そんなことはありません。ALI生徒のすごいところは、いつどんな時でも誰でもWelcomeしてくれること。少しぐらいTシャツの色が違っていても大丈夫!各チームには数名の女の子と、Conversation PartnerのAndy, Kalanも入りました。

Sports Dayの面白いところは、授業中ではなかなか発見できない、生徒の隠れた才能が見えること。トルコ人のOz、日本人のヒデキ、メキシコ人のRodrigoなど、うまい子はとってもうまい。でも今回のMVPはカンボジア人のViseth。カンボジアとサッカーなんて結びつかなかったけど、Visethに聞くとサッカーはカンボジアではとても人気だとのこと。ああ、やっぱりサッカーは世界共通なのね、なんて納得したりして。サッカーの結果は5対4でレベル3チームが勝利しました。

 
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Week11

先週、今週とALIの中間テストがありました。この中間テストは総合成績の25−30%を占める大切なもの。各科目ごとに行われます。例えば、Reading/Writingのクラスなら、数ページのエッセイを書き、Communication SkillではListeningのテストにOral Presentation(あるトピックについてクラスメートの前でスピーチをする)など。テスト内容や難易度はレベルによって異なります。選択科目でもテストが課され、TOEFL模擬テストや習った発音をマスターしているかテストされたりします。日本の高校や大学のテストと違って、科目ごとの中間テストはばらばらの日程で行われます(Reading/Writingのテストは3月25日(木)、Communication Skillsのテストは翌週の29日(月)というように)。ですので、それぞれのテストの準備をする時間がちゃんと与えられています。

それでもテストの結果が良くないならば、生徒がするべき努力をしていないか、レベルが難しすぎる、授業の理解に限界があるといった何らかの問題を放っておいたのでしょう。そんな生徒は副学長でAcademic CoordinatorのTereに呼び出されます。Tereは各生徒に問題がないかを聞き、このままでは今学期が終わっても次のレベルに進めないので通常の授業や期末テストで挽回するようにと諭します。遊びが楽しくてついそちらに夢中になっていた生徒には、Tereの呼び出しはかなり効くようです。

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Week12

アメリカの大学やコミュニティカレッジは通常年に二回(9月の秋学期と1月の春学期)新入生を受け入れており、各々その6ヶ月前に入学願書の受付を締め切ります。つまり、今年9月から大学に入りたいならば、3月31日までに出願しないといけないのです。そんな訳で、秋学期の出願期日を控えた今週は、大勢のALI生徒がオフィスに駆け込んできました。

以前お話したように、ALIではレベル4を終了すると、ALIの属するCalifornia State University Long Beachや提携のコミュニティカレッジに、レベル6を終了するとCalifornia State University Long Beachの大学院にTOEFL1免除で出願することが出来ます。その他、入学願書、高校、大学の成績(+卒業)証明書、銀行の預金残高証明書、さらに大学院にはエッセイや推薦状も必要となります。特に、出身国から成績証明書や預金残高証明書を取り寄せるのに時間がかかります。書類がアメリカに届くのに日数がかかるのに加え、学校や銀行に英文で希望の書類を作ってもらうのにも1週間から2週間かかるものです。ですので、これらの書類をそろえるには1ヶ月は見ておいたほうがいいでしょう。中には、出願期日までに書類をそろえられなかった生徒も数名います。このような場合には、必要な書類を出来るだけ早くそろえてオフィスに持ってきてもらいます。ALIからCalifornia State University Long BeachのInternational Student Admissionに交渉しますが、出願期日からあまりにも遅れてしまった場合は、大学がその生徒の選考をしてくれるか保障は出来ません。

アメリカの大学は扱う生徒が多いので、さまざまな規則や期日にはとても厳しいです。通常大学では出願期日後数週間で受理した書類に欠けているものがないかチェックした後、専攻を開始します。入学願書を遅れて出した生徒をいちいち選考していては、その都度入学枠などを数えなおさなければならないし、遅れた生徒がどんなに素晴らしくても、その生徒を合格させるために別の生徒を落とさなければいけないとしたら、それはフェアではないでしょう。別のケースとしては、ALIからあるCommunity Collegeに合格した生徒は、冬休み中に里帰りをしていて、そのコミカレの新入生オリエンテーションの初日を欠席したところ、今学期の受付は出来ないといわれ、泣く泣くALIに戻ってきました。このようにアメリカの大学は、生徒の個人的な事情など一切考慮しないという厳しい態度を取っているところが多いのでお気をつけください。

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